【金沢大野湊発】骨董の器で、頂きま~す♪

「金沢大野湊かたかご庵」が贈る器とごはん、野の草花。 骨董と暮らす楽しみ、和文化をお届けします。

うつわの繕い、再び。

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5月の企画展も一段落ついたので、たまっていた器の繕いを再びはじめました。

まずは、母から預かった湯のみ茶碗(左)と、
展示の途中で私が割ってしまった越中八尾丸山焼の飯碗の蓋(右)の続き。
どちらも見事な割れっぷりで、こちらはぶち割れグループとでも呼びましょうか。

1月下旬に麦漆でつなぎあわせ漆が硬化するのを待って、
3月に取りかかる予定だったのが、延び延びになっての今ここ。

はみ出した麦漆を削り、耐水サンドペーパーで研いで、次は錆漆を塗る段階へ進みます。
錆漆のあとはまた磨き、磨きおわったら呂色漆、また磨いて、ベンガラ漆を塗って金または銀を蒔いていく。
湯のみは土ものだったのでしみこんだ漆のシミがぼんやり出てしまったのが反省点。
絵柄に茶色の釉薬があるので金を蒔かなくても良いような気もしてきました。
次の段階で一度見せて、決めてもらうことにしましょう。


201605112108000.jpg

ぶち割れグループの錆漆が固まるまでの間、他の器たちにとりかかります。
このグループは主に縁が欠けたものなので、縁欠けグループとよびましょうか。
欠けた部分へ希釈した生漆を塗り乾燥させたあと、次に刻苧で欠けた部分を埋めていきます。

器の傷の状態、漆の硬化の進み方、
両方を見計らいつつ直していくと、よいリズムで直しが進むように思います。

湯のみは7月中には直し終えることを目標に進め、
ほかは順次年内をめどにして、漆の様子をみながら直して行きます。
どうか今度はかぶれませんように。
金継ぎ一人自主練の道は続く。


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