【金沢大野湊発】骨董の器で、頂きま~す♪

「金沢大野湊かたかご庵」が贈る器とごはん、野の草花。 骨董と暮らす楽しみ、和文化をお届けします。

金継ぎ自主練の巻、その2。

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所用が重なり、ようやく金継ぎの自主練。

今夜はエタノールで薄めた生漆で、欠けた部分やニュウの部分をなぞりました。
これは次の作業のための下準備でもあったり、
金を蒔かず漆だけで直したい場合、これを何回も繰り返してニュウの進行を止めます。
ニュウを金で蒔くときは、ニュウをル―タ―でなぞってガラス質の釉薬を削り、漆を塗っていきます。

前回に掲載した写真の左上に写っている、無残に割れた丸山焼き飯碗の蓋をつなぐため、
麦漆をガラス板の上で作りました。
強力粉に水を加えグルテンの粘りがでるまでよ~く練り、
練り終えたら小麦より少し多めの漆を混ぜ、またよく練ります。
今習っている先生は、麦漆の小麦は強力粉派。作家さんによって薄力粉派、中力派もいるそう(笑)
また人によっては小麦を使わず、ご飯粒や餅粉で糊をつくり、
漆と混ぜた糊漆で接着する方もいらっしゃる。それぞれ、使いやすい、お好みで良いようです。

麦漆の良いところは、固まるのに時間がかかるので、
慌てず落ち着いて破片を接着できるところ。
固まるには時間がかかりますが、その間には別のことを行えばいいかな。

201601212155000.jpg

麦漆ができたらへらで欠片の断面に麦漆をつけて繋ぎ、形を整えながらはみでた漆を拭って
マスキングテープで留め、ひとまず作業終了。

漆職人さんのような乾燥のための塗風呂はないので、段ボールを代用。
(せめて発泡スチロールの箱にしたい)。
濡らしたタオルをいれ、時々湿らせながら1ケ月ほど放置。
漆は湿度がないと固まらないのです。面白いなあ。

201601220729000.jpg

金継ぎ自主練、つづく ^_^;

2 Comments

きむこ says..."練習用に"
お皿を提供いたしますわよ(高びー)

年末にうっかりして、お気に入りの取り皿を
ぱっかり割ってしまいました。
いつでも練習台にしてください(笑)

実は金継は前から気になっていました。
また、いろいろお話を聞かせてください。
2016.01.31 16:31 | URL | #- [edit]
花がたみ says..."Re: 練習用に"
きむこ様
いろんな人から最近そう言われます(笑)
もすこし上手くなってからお預かりして、
というよりご自分で金継ぎやりませんか。
金でまかずな漆だけで終えるのもあります。
直すということはメンタルに、良いそうです(^'^)
2016.02.06 23:13 | URL | #- [edit]

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