【金沢大野湊発】骨董の器で、頂きま~す♪

「金沢大野湊かたかご庵」が贈る器とごはん、野の草花。 骨董と暮らす楽しみ、和文化をお届けします。

繭とり鉢に。

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水稲ができない山村集落では、
その昔、蚕を飼って繭をとり収入を得ていました。

店のある八尾も養蚕で栄えた町です。
八尾よりも更に奥深い村々から繭を集積し、
また蚕の卵を全国の養蚕地へ売買し莫大な富みを得ました。
今ある鏡町一体は花街で料亭や映画館もありました。
東新町にある若宮八幡宮にはお蚕さまも祭られています。

写真の繭とり鉢はお蚕さまの繭を集める時に使ったもの。
外はカンナであらあらとはつっただけの素朴なもので、
材はなんでしょうか、軽い手取です。
今日は藪椿を一輪そえて。
料理では人の集まる時に、
笹の葉をしいた上に散らし寿しやオコワを盛ったりして。

養蚕で栄えた八尾の栄華は、
毎年五月三日に行われる「曳引祭」のみごとな飾り山車に、
その面影を見ることができます。

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