【金沢大野湊発】骨董の器で、頂きま~す♪

「金沢大野湊かたかご庵」が贈る器とごはん、野の草花。 骨董と暮らす楽しみ、和文化をお届けします。

古伊万里色絵なます皿に。

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企画展が終わったあと、後片付けもそこそこに高岡まで車を走らせました。
目的は能作さんで行われるチーズ講座への参加。

その土地々でつくられた個性豊かなチーズの世界は
とても面白かったです。

私が参加させていただいた回は主にヤギのチーズで、
以下のラインナップ。

★フルール・デュ・マキ (Fleur du Maquis)
外側のモジャモジャしたものは、乾燥したローズマリーなどのハーブです。そのためローズマリーの香がして爽やかな香りと、とろりとした羊乳特有の風味がして美味でした。

★ブルー・ド・バスク (Bleu de Basque)
バスク地方で作られる羊乳製のブルーチーズ。やや固めなので切り分けるときにぽろぽろとこぼれます。ブルーチーズのなかでは、あまりクセのない方だそうです。これをリゾットに入れたいなあ~と、少し残して持ち帰り♪

★トム・ド・サヴォア (Tomme de Savoie )
表面に赤や灰色のカビが生えていて、それを削ぐと中は卵の黄身をあわ立てたようなクリーム色が現われます。バターを作った後の脱脂乳で作られたものだそうで、そのためチーズ臭くもなくあっさりした味わい。最初は物足りないかなと思いましたが、室温であたたまった頃には風味が現われ美味しかったです。

★バノンAOC (Banon)
この日一番の強烈な匂いを発してました(笑)。ビニールを開けた刹那、大根のお漬物のような匂いがぷわ~ん。チーズは栗の葉にお酒をしみこませて包んであります。フォイユは、葉っぱの意味。まだ熟成の進まない若いうちは白くひきしまり、ほっくりした食感だそうです。今回頂いたこれは熟成してとろりと濃厚。強烈な香りとはちがい、食べると以外にあっさり。苦味と酸味がありました。

★ヴァランセAOC (Valencay)
台形型と表面の黒いのが特徴のチーズ。エジプト遠征に敗れたナポレオンがヴァランセ城に立ち寄った際に、ピラミッドを連想させる四角錐のチーズを見て、怒りのあまりその頂を切ったため、この形になったという言い伝えがあるそうです。オモシローイ!
表面が黒いのは木炭粉によるもので、食べるときに軽く拭きおとします。木炭粉は水分を吸収し熟成を促す、酸味を中和する役割があるそうです。とろっとミルクの甘いかんじが美味しかったです。

★クロタン・ド・シャヴィニョルAOC (Crottin de Chavignol)
見た目が可愛いチーズでしたが、食べるとかなりの個性派。ヤギのミルク感たっぷりでした。
このチーズを何ヶ月も放置していたところ、真っ黒なカビに覆われてしまい、その姿から「シャヴィニョルの”馬糞”」という名前が付けられたとか。


ほとんどはその場でパンと一緒に頂きましたが、
持ち帰ったブルー・ド・バスクは今夜の夕食に試してみました。

根が道楽なので、リゾットというよりも洋風お粥です。
チキンと長ねぎを軽く炒めたところにご飯とお水、固形スープの素をいれ、しばらくことこと。
とろみが出たところでプチトマトを丸ごといれ、またことこと。
お好みでお塩少々とコショウ。
そして古伊万里の色絵なます皿に盛り、
ブルー・ド・バスクをパラパラ。
青カビの緑と色絵の緑が響きあいまして、
トマトの赤が彩りに。

かなり濃厚な味わいは、チーズ好きには堪りません。
これで脂肪分が低かったら、いうことなしなのですけれども~。


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