ぶち割れの染付四方皿。
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どうした弾みで、これでもかと割れた満身創痍のお皿。
江戸後期の古伊万里の優品です。
知人の骨董店に寄ったおり、
戸棚の上で埃をかぶっていました。
「あ~、もったいない、可哀想にね」と言ったら、
あげるよというので貰ってきたものです。
傷の具合からみると、どうも最近割れたようです。
前の持ち主はアロンアルファで歪つにくっつけてしまい、
いつも直しをお願いしている人にきれいに直せないかと打診したのですが、
仮にもう一度ばらばらにして継いだとしても、
前のボンドが残ってきれいに繋げないとか。
それでこのまま、
家に持ち帰って使っています。
骨董の器は100年以上前のものです。
ニュウと呼ばれるヒビや、ホツと呼ばれる欠けなどのある器も少なくありません。
骨董店ではそういう物を特価にしているところも多いですから、
骨董初心者さんは本物を知るために、
こういう傷ものでも求めて損はないと思います。
見ているだけでは、骨董を見る目は育ちませんからね♪
今日の料理はアボカドと豆腐をベースにしたソースで和えたスパゲティ。
ソースはよく熟したアボカド半分に絹ごし豆腐大さじ2とマヨネーズ大さじ1を加え、なめらかになるまで混ぜます。
クリーム状になったらレモン汁、塩、胡椒を適宜、茹でた小エビを加えてソースの完成です。
ワケギをたっぷりのせ、食べるときにお醤油を少々かけました。
料理を盛ってしまえば傷も隠れて平気です・・・って強引ですか。