【金沢大野湊発】骨董の器で、頂きま~す♪

「金沢大野湊かたかご庵」が贈る器とごはん、野の草花。 骨董と暮らす楽しみ、和文化をお届けします。

八尾の丸山焼に。

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ゴールデンウィークはいかがおすごしでしたか?
土地によってはお祭りなども重なって、
懐かしい顔、懐かしい味に出会えたのではないでしょうか?
3日に行われた八尾の曳山祭でも、
仕事や転居で町を離れた方々も町へ帰ってきていました。

私の暮らす金沢は、加賀藩がかつての一向一揆を怖れて、
人の集まる祭礼や集会を抑制していたため連綿と続く
祭というものがほとんどありません。
祭りといってもせいぜい町々にある神社で行われる春秋の祭礼くらいでしょうか。
(百万石まつりというもありますが、あれはねぇ…)

それでも神社の祭礼で母の里に招かれたおりには、
久しぶりにあう従姉妹たち、
お祭りならではのお料理が楽しみで心弾みました。

母の里で必ずだされたお料理に「えびすさん」がありました。
呼び名はえべす、べっこう、べろべろと色々。

だし汁に前もって水で戻した寒天を細かくちぎっていれ、
寒天を煮溶かしたら醤油と砂糖を入れて沸騰させます。
そこへ菜箸にそわせて溶き卵を流し入れ、
香りづけにしょうが汁を少々入れます。
そしてパッドにうつし粗熱がとれたら冷蔵庫へ。
甘くて、冷たくて、つるんとした喉ごしは、
お料理というよりお菓子のように思えて大好きでした。

ただ大皿に盛られたえべすさんを取り皿へ取るのは、
箸使いのややこしい子供にとっては、
ツルンツルンと滑ってひと苦労でしたけれども。
大人に笑われながら取り皿に取った、
そんな子供のころを思い出せてくれるお料理です。

今日は八尾の丸山焼にえびすさん。





2 Comments

はな says...""
京都の祖母の生家は金沢にも縁があったそうで
祖母が作ってくれる冶部煮や鰤なますなどに
親しんで育ちました。『えびすさん』はお正月の
お重にいつも入ってたんです、、、懐かしい!
金沢の郷土料理だということは、大人になって
金沢に行ってはじめて知りました。
祖母が亡くなってから食べることがないのですが、
一度、挑戦してみようかと思います。


2008.05.07 23:45 | URL | #- [edit]
花がたみ says...""
○はなさん。
こんにちは。はなさんもおばあちゃんの思い出の味なのですね。
娘さんにもぜひこの味を伝えてあげてください。
寒天と卵、醤油、お砂糖があればすぐにできます。お試しください。
2008.05.08 12:46 | URL | #- [edit]

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