【金沢大野湊発】骨董の器で、頂きま~す♪

「金沢大野湊かたかご庵」が贈る器とごはん、野の草花。 骨董と暮らす楽しみ、和文化をお届けします。

染付格子文そば猪口に。

先週末、仕事で来県中の美山の茅葺き職人・屋根屋さんと荘川の茅葺き職人のSさんたちと一緒に、輪島市門前にある阿岸の里へ行ってきました。阿岸には本誓寺という能登最古の浄土真宗のお寺があり、その本堂の巨大な屋根は、今も茅で葺かれています。今回同行させて頂いて初めて知ったのですが、この屋根の葺き替えのために、今年78歳になるTさんたち門徒の方々が休耕田を整備し茅場を作り、納屋はもとより専用の保管庫まで建てて、...
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篠原敬の片口に。

もうすこし窯跡が早くみつかり調査が進んでいれば「中世六古窯」のなかにその名を連ねていたかもしれない珠洲焼。いやそれよりもう、陶史自体を「中世七古窯」と改めた方が良いかもしれません。珠洲焼は若山荘(現珠洲市若山町)という荘園ができた平安時代末頃から焼かれました。能登半島の突端という地の利を生かして海路で日本海側沿岸、遠くは北海道まで流通した焼きものです。須恵器の流れをくむ珠洲焼は、派手さもなくいたっ...
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プレスガラスに。

金沢には三つ、かつての花街の面影と伝統を受け継いだ町があります。浅の川沿いには主計町と東山の東の茶屋街、そして犀川を渡った川向こうには野町の西の茶屋街。東ほどの賑わいには及びませんが、西の茶屋街には趣きのある検番の建物もあり、茶屋街とあわせ近くの犀星ゆかりの雨宝院や記念館、寺町の通称忍者寺などを訪ねる人も少なくありません。この西の茶屋街奥に、美味しい甘納豆を作る「甘納豆かわむら」があります。今年で...
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八尾の丸山焼に。

ゴールデンウィークはいかがおすごしでしたか?土地によってはお祭りなども重なって、懐かしい顔、懐かしい味に出会えたのではないでしょうか?3日に行われた八尾の曳山祭でも、仕事や転居で町を離れた方々も町へ帰ってきていました。私の暮らす金沢は、加賀藩がかつての一向一揆を怖れて、人の集まる祭礼や集会を抑制していたため連綿と続く祭というものがほとんどありません。祭りといってもせいぜい町々にある神社で行われる春...
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