
古伊万里染付なずな霊芝文手塩皿に。
加賀野菜のひとつ、源助大根を頂きました。これはもう風呂吹き大根にするありません。包丁をいれるとすぐ切り口から水が滴ってくるほど新鮮です。米をいれて下茹でしたあと、だし汁でコトコト。白く湯気のあがる大根に鶏のそぼろ餡をかけました。箸をいれるとあがる湯気。外の寒さを忘れる一瞬です。盛った器は古伊万里のなずな霊芝文の手塩皿。大きさといい、深さといい、ちょうど良い大きさです。...

丸山焼の色絵小皿に。
富山市八尾には2つの窯がかつてありました。一つは丸山という地区で幕末から明治末まで焼かれていた丸山焼、もう一つは同じころ石戸という地区で焼かれていた石戸焼です。丸山焼は時代がさがるに連れ、瀬戸より白磁の器を仕入れて絵付けのみを施していったようです。そのせいか市場では瀬戸の色絵として通っていたり、あるいは伊万里の下手として扱われていることも。暮らしに馴染んだ生活雑器で、軽やかな筆致と色鮮やかさが特徴...
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