篠山ぶらり散歩。
先日、兵庫県三木市吉川の金工、染色作家浅井一甲さんの工房・竹岱亭へ、
約5年ぶりにお邪魔してきました。
浅井さんご自身とは昨年6月、神戸市のギャラリー北野坂でお会いしたので半年ぶりです。
浅井さん鍋島更紗の復興や金工作品など幅広く手がけられ、
パートナーで染織作家の一藍さんも最近はクレージーキルトにも熱中。
モノづくりへのあふれ出る情熱に、こちらの気持ちも高まり、
11月下旬にはかたかご庵で竹岱亭の企画展を開かせていただくことに。
どうぞ、どうぞ、お楽しみに~。
工房へお邪魔したあと、せっかくなので六古窯の一つ丹波焼のふるさと、
立杭まで足をのばしました。
沿道沿いは上立杭、下立杭に50軒あまりの窯元のお店が軒を連ね、
店のすぐ裏には登り窯も構えられています。
全部周るとすると2~3日がかりになりそう!
そこで、平安末から江戸のもの、そして現代の作品が一堂に会している
こちら「陶(すえ)の里」へ。
あな窯から登り窯への移り変わりによる作品の変化を目にすることができました。
ところで、このあたり車を走らせているとそこかしこに茅葺き民家があり、
茅葺き文化研究会に所属する私としては、気もそぞろ。
立杭から宿泊先へ向かう途中で見かけたお宅の魅力に抗えず、ついついパチリ。
綺麗にお住まいになられておりました。
翌日は江戸の面影残る篠山の河原町界隈を訪ねました。
白壁土蔵造りの町家が並び、篠山名物の黒豆、ワイン専門店、雑貨、カフェなどもあり、
とても楽しい通りになっていました。
ここでも素敵な出逢いがあり、いつか何か楽しいことができればと夢を膨らませています。
今回、お供の立場の旅で全くノ―プランで出かけてしまい、
ほぞをかみました。
次回は時間をかけて、美味しいものもいっぱいある篠山を巡りたいと思います。